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診療日
月・火・水・金
  09:00~12:00
    14:30~18:30
 ※診療受付は18:00まで

土 09:00~12:00 午後休診
木・日・祭日 休診
所在地
〒188-0012
東京都西東京市南町5-3-12
 TEL 042-461-8822

 西武新宿線田無駅下車
   南口より徒歩3分


――整形外科ではどのような病気を診てくれますか?

整形外科は運動器の疾患を扱う診療科です。身体の芯になる骨・関節などの骨格系とそれを取り囲む筋肉やそれらを支配する神経系からなる「運動器」の機能的改善を重要視して治療する外科で、背骨と骨盤というからだの土台骨と、四肢を主な治療対象にしています。
 背骨と脊髄を扱う「脊椎外科」、上肢を扱う「手の外科」と「肩関節外科」、下肢の「股関節外科」、「膝関節外科」と「足の外科」、スポーツによるけがや障害を扱う「スポーツ医学」、「リウマチ外科」、腫瘍(できもの)を扱う「骨・軟部腫瘍外科」、骨粗鬆症などを扱う「骨代謝外来」と多数の専門分野があります。
 スポーツ傷害や交通外傷、労働災害などに代表される打撲、捻挫、骨折などの外傷学は勿論のこと、変形性変化を伴う加齢疾患、骨粗鬆症、関節リウマチ、痛風、運動器の腫瘍、運動器の先天異常など先天性疾患など、新生児時から老年まで幅広い患者層を扱います。


――すり傷や切り傷などのケガも診てくれますか?

整形外科は運動器の疾患を扱う診療科です。スポーツ傷害や交通外傷、労働災害などによる外傷のほとんどは整形外科の疾患です。
 切創、挫創などのケガ、打撲、捻挫、骨折、脱臼、関節損傷、脊髄損傷、開放骨折、切断指・肢などは、整形外科が扱います。
 整形外科が扱わない外傷には、頭部・顔面外傷や心臓・肺損傷、腹部外傷などの臓器外傷、泌尿・生殖器損傷などがあります。


――骨粗鬆症とは?

骨量が減少して骨折しやすくなった状態が骨粗鬆症です。閉経後の女性に多く発症するのが特徴です。 骨は、からだを支え、カルシウムの貯蔵庫として働いています。骨は固く、一度発育したら変化がないように見えますが、実は絶えず古い場所は壊され新しく作られています(骨サイクル)。この骨サイクルが何らかの理由でおかしくなった時に、骨粗鬆症は起こります。
骨粗鬆症の診断には、骨塩量測定を行います。当院で行っている方法は前腕骨のレントゲン検査であるDEXA法です。直ちに結果がでますので40歳をすぎた女性は一度検査することをお勧めします。
治療方法
ビスフォスフォネート系薬剤、活性型ビタミンD、ビタミンK、カルシウム製剤の投与や、SERM、遺伝子組換えヒトPTH(1-34)の投与が行われます。
この中でビスフォスフォネート系薬剤(フォサマック®、ボナロン®、ベネット®、アクトネル®など)とラロキシフェン(エビスタ®)、バゼドキシフェン(ビビアント®)が、骨量を上げるエビデンスがあるため、第一選択薬になっています。ビスフォスフォネート系骨粗鬆症治療薬の週1回服用型製剤が使用されていましたが、月一回服用製剤も多くなってきています。一方、ラロキシフェン・バゼドキシフェンは1日1回食事や時間に関係なく服用できる、閉経後高コレステロール血症改善、乳癌抑制効果といったメリットがあります。骨量を上げるのは遺伝子組換えヒトPTH(1-34)(テリパラチド)の注射が一番強いと思われます。週に一回の投与ですが値段が高いのが負担になるかと思われます。


――日本整形外科学会認定スポーツ医とは?

スポーツ医とは、スポーツ医学に関する十分な知識をもち、スポーツ外傷・障害の治療、予防、競技力向上、健康増進のための運動処方など、スポーツに関連する課題を医・科学的な面から進んで解決していこうという意欲をもっている医師です。
スポーツ医は、スポーツが好きで、スポーツをする方々の気持ちを理解し、サポートをすることに喜びを持っています。
日本整形外科学会認定スポーツ医は、整形外科専門医試験に合格して「整形外科専門医」の資格を取得した上で、さらに、スポーツ医としての研修を受けています。スポーツ医資格を継続するための要件も厳しく、学会や研修会に一定時間以上の出席が義務付けられています。
整形外科医は、筋肉・骨・関節・腱・靭帯・軟骨といった運動器官の諸疾患を主要な診療対象としていることから、あらゆる年齢層におけるスポーツ外傷・障害の予防や診療に尽力すべき責務をもつと考えています。
整形外科的メディカルチェックなどスポーツマンの健康管理をはじめ、スポーツ外傷・障害の診断・治療には専門的知識を最大限発揮し、早期スポーツ復帰のためアスレチックリハビリテーションの指導を行うなど、診療能力を十分に活用します。
もちろん、健康づくりを目指す中高齢者に対する運動指導や、整形外科的あるいは内科的な疾患を持つ方々への適切な運動処方、あるいは発育期のスポーツに関わる諸問題に対しての相談にも応じています。
日本整形外科学会ホームページより(更新日2013年2月10日)

*ストレッチやテーピングなどの指導はメディカルスタッフが行います。ただし、予定している他の患者様をしているときは予約となります。土曜日は予約患者様でいっぱいの状態です
*手術の必要な患者様は下記病院整形外科を紹介しています
 西東京総合病院 武蔵野赤十字病院 杏林大学病院 慶應義塾大学病院 
順天堂大学病院 昭和大学藤が丘リハビリテ-ション病院 荻窪病院 東京厚生年金病院など

新概念「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」
――「運動器不安定症」とは

「運動器不安定症」は、例えば「歩行時にふらついて転倒しやすい、関節に痛みがあって思わずよろける、骨に脆弱性があって軽微な外傷で骨折してしまう」などの病態を疾患としてとらえ、それに対する運動療法などの治療を行うことによって重篤な運動器障害を防ぐことを目的にこの病態を認識していただくために命名された疾患概念です。「運動器不安定症」の英文名はMADS(Musculoskeletal Ambulation Disorder Symptom Complex)です。
定義:
高齢化により、バランス能力および移動歩行能力の低下が生じ、閉じこもり、転倒リスクが高まった状態。
診断基準:
下記の運動機能低下をきたす11の疾患の既往があるか、罹患している者で、日常生活自立度あるいは運動機能が以下の機能評価基準1または2に該当する者。
運動機能低下をきたす疾患:
• ①脊椎圧迫骨折および各種脊柱変形(亀背、高度脊柱後弯・側弯など)
• ②下肢の骨折(大腿骨頚部骨折など)
• ③骨粗鬆症
• ④下肢の変形性関節症(股関節、膝関節など)
• ⑤腰部脊柱管狭窄症
• ⑥脊髄障害
• ⑦神経・筋疾患
• ⑧関節リウマチおよび各種関節炎
• ⑨下肢切断
• ⑩長期臥床後の運動器廃用
• ⑪高頻度転倒者
機能評価基準
1. 日常生活自立度:ランクJまたはA(要支援+要介護1,2)
2. 運動機能:1)または2)
o 1)開眼片脚起立時間 15秒未満
o 2)3m Timed up and go test 11秒以上
日本整形外科学会ホームページより(更新日2013年2月10日)